株を売却できなかった話

お金や投資のことは書かないでおこうと思っていたけど、最近、株を売ることがこんなにも難しいことなんだと改めて思ったので、備忘録として書いておこうと思う。

2008年に働いている会社がIPOし、その機会にいくらかの株を買っているが、株価がUS$250になったら一部を売り、少しキャッシュを足して住宅ローンをど~~~んと返済する計画だ。なんせ住宅ローン金利は4.575%なのだから。わたしが一旦会社を辞めた2015年、2016年くらいは株価が結構騰がっていったので、例え無職でもローンを返済するより株価が騰がるのを待っていればいいと思ってたし、ある意味正解だった。でも、今は株価はどんどん騰がるわけではなく、2021年7月に最高値のUS$252.64を記録してから、コロナやウクライナの戦争等で一時はUS$170台まで落ちたのだ。

9月13日、何と株価はUS$250.06に到達。しかし、何年も売買したことがないためもあり、売ることができなかった。あれほどUS$250を待ち望んでいたのに。その時はそれほど残念に思わず、また次の機会、と思っていたのに、会社が9月13日中にClass-Bの株もなんとかかんとか(英文読んだがよくわからん)とアナウンスしたところ、翌日6ドルも株価が下がった。9月22日現在では15ドルも下がっている。

日本円で30万円/月を優に超える住宅ローン(腹立たしい)。会社を辞める前に是非全額返済したい。US$250を本当に待ち望んでいて、その株価になったのに売れなかったなんて、、、本当に株を売るのは難しい。相場の格言で「もうはまだなり まだはもうなり」というのがあるらしいけど、本当にそのとおりだと痛感する。